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またまた久しぶりの日記。
最近は「日記を書く」画面に到達しないどころか、パソの電源を
入れられない毎日だった。
何だか、フワクを迎えたらますます無理の効かない体になったと
実感しまくっている。はぁ。
それでなくても、今週初めには悲しい出来事があり、気持ちが沈んでいた。
相方の友人が、一年余りの闘病生活の末、30歳を目前に亡くなった。
奥様も、かわいい二人の女の子もいたというのに。
世の中に悲しいことっていっぱいある。
芥川賞の作品を読んでみよう!
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/02/10
- メディア: 雑誌
- 購入: 1人 クリック: 4回
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今までは実家へ帰ったときに父に借りて読んでいたが、今回初めて自分で「文藝春秋」を買った。
一番のねらいは「芥川賞受賞作を読む」である。
青山七恵さんの『ひとり日和』、とても丁寧に言葉を選んで書かれていると思う。
感受性がゆたかで、しかも浮ついたところのない「地に足が着いた小説」というべきか。
だけど・・・、うーむやっぱりわたしは芥川賞に向いてないのね(注・小説を書いているわけじゃない)。
芥川賞受賞作を読んでいつもいつも思う「だから何?」を、またしても感じてしまった。
文学って面白くないのかなぁ。いや、そんなことはないんだろうが・・・。
実は今号で『ひとり日和』より身に迫ってきたのは、柳田邦男さんによる『新・がん50人の勇気』である。
人間のぎりぎりってどういうことなのか、しばし考えてしまった。
では、今日はやれやれとこのへんで。
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久しぶりに「日記を書く」画面を開けた。とほほ。
それはさておき、昨日は国公立大学の二次試験があったそうだ。
で、大学、ということで思い出したのだが、
一ヶ月ほど前に母校から届いた知らせによると、わたしの専攻した学科が
どうも消滅の危機にあるらしい。
うーん、何てこった(←言い回しが古い)!
近年続いた学部再編のあおりを受けたのだろうか。
たしかに流行の分野ではないし、あまりアタマを使う学問でもない
(これは語弊があるか、いやフィールドワークが多いので)が、
とっても楽しいんだけどなぁ。
現在教壇に立たれている先生方、研究者になった卒業生の皆さんは
存続に向けて頑張ってくださっている。
私も微力ながら協力いたします!
・・・と、ここから本題と思ったら。
二太郎、起きてきそうなのでここでストップ(あぁ、いつもこんなパターン)。
ではでは、とりあえずアップしようか。ふぅ・・・。
今や「正統派音楽漫画」!
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/02/13
- メディア: コミック
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amazonじゃやっぱり発売日には届かないのね、なんてぶつぶつ言いながらも
じりじりと待った甲斐のある、読み応えたっぷりの「のだめ」最新刊である。
本書の帯にはいつものように「こんなに笑えるクラシック音楽があったのか?!」とあるが
今回は(あまり)笑えない。実にシリアス。
でも、本当に面白い。「パリ編」のターニング・ポイントとなる内容だ。
千秋と父親との確執、それから今後の大きなテーマになるであろう
二人の和解の糸口は何かを、じっくりと味わいたい。
「のだめ」というと、ギャグの面白さについ目を奪われてしまうけれど
いわゆる「行間を読む」楽しさにもまた溢れる漫画だと思う。
さてさて、これからのだめと千秋のすれ違いはどうなるのか?!
乞うご期待ですね、うぷぷ♪
では、今日はこのへんで。
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来た来た 花粉〜♪
本当はハナウタにもしたくないが、つらい季節がやってきた(泣)。
わたしはまず目のかゆみから始まるタイプ。
この2〜3日は目頭がじんじんしている。
はぁ、煙ならぬ花粉が目にしみるわ・・・。
日本語能力試験に出題された「ランドセル」とは?
- 作者: アーサー・ビナード
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/02/17
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 14回
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一編一編はとても短いが、ユーモアたっぷりに「日本について、家族について語る」エッセイ集。
筆者のアーサー・ビナードさんは生粋のアメリカ人だが、日本語で詩をお書きになる方である。
落語や短歌、謡曲をたしなみ、好奇心旺盛、人と触れ合うのを心から楽しまれている姿が
実に印象的だ。
まず冒頭のエッセイ「トムとランドセル」で笑わせてくれる。
わたしたちが英語の読解問題でキーワードとなる一つの単語がわからず悪戦苦闘するように
友人の「トムさん」は「ランドセル」に苦悩したのである。
そんなコメディのような話題から、世相を反映する難しい考察に至るまで
アーサーさんの言葉は率直ですがすがしい。
表情が「ほ、ほ、ほ」とほぐれるような文章がたくさんある。
夜にじっくり読みふけるよりは、細切れの時間でいいからちょっと気分転換したいときに
似合う本かな、と思った。
では、今日はこのへんで。