終末期のがんと向き合うところ、ホスピス

河辺家のホスピス絵日記―愛する命を送るとき

河辺家のホスピス絵日記―愛する命を送るとき


どうやら、帰省したらまずやってしまうことのひとつに「文芸春秋」斜め読みが加わった
(以前にも書いた覚えがあるが、じいちゃんの毎号購読にあやかるのだ)。
で、前月号は『ひとり日和』が読みたくて自分で買って読んだのだが、今月(4月号)は
やはり実家で読むことになった。
またまた様々な記事をいいかげんに眺めていた・・・が、今回もこの連載はまじめに読む。
柳田邦男さんの「新・がん50人の勇気」である。
そして、ここで最初に紹介されていた河辺貴子さんの「絵日記」は痛切の極みだった。
41歳という若さで逝去されただんなさまと最後に暮らしたホスピスでの日々を
ユーモアにあふれた言葉とイラストで綴り、さらに病室の前に毎日張り出していたという。
この精神的な強さって、いったい何だろう。
柳田氏の記事を読み終わり、俄然この原著が読みたくなった。
それがはじめに挙げた『河辺家のホスピス絵日記―愛する命を送るとき』だ。
肩肘張らず、でも覚悟を決めて開きたい本である。


あと数日は実家に居座るつもりなので、もう少し本が読めるかな?
では、今日はこのへんで〜。