ふたつの『すばらしい日々』

ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン

ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン


最近、SONYのハンディカムのCMでユニコーンの歌う
『すばらしい日々』がBGMに起用されている。
わっ、ユニコーンだ懐かしいなぁと思い、それから
こんな悲しい歌が春モデルのCMソングに使われるのか、と
複雑な気持ちもした。
タイトルも曲調も明るい感じなんだけど
歌詞はたとえようもなく切なく、悲しいものだ。
「君が僕を忘れたなら、ようやく僕は君に会いに行ける
(実際の歌詞は少し違う)」なんて
初めて聴いたとき、本当に泣けた。
かなり手痛い失恋の経験があってこそ、このフレーズが
より真実味を持って心に響く。
わたしにとっては忘れることのできない、名曲だ。
さて、この曲は矢野顕子さんもカバーされていて
こちらもまさに「すばらしい」のである!
ユニコーンのオリジナルが無骨で一直線とすれば
こちらはクラシックのような音の揺れで、
悲しみを色彩豊かに表現しているような気がする。
ホントにもう、矢野さんのボーカルがたまらない。
泣き過ぎるからもうやめて、と言いたくなるくらいだ。
今回取り上げた2枚のアルバムは共にベスト盤で、どちらも大好き。
久しぶりに聴いてみようかな〜、特にユニコーンのほう!


それでは、今日はこれにてお開き♪