今度は直木賞〜。


オール讀物 2007年 03月号 [雑誌]

オール讀物 2007年 03月号 [雑誌]


前回の「文藝春秋」に引き続き、第136回直木賞の決定発表(該当作なし、だけど)が
掲載されている「オール読物3月号」を読んでみた。
今回の候補作の中では、北村薫さんの『ひとがた流し』にいたく感動したので、
受賞されることを少し期待していたのだが、予想どおり(?)残念な結果だった。
これは万人受けするとは考えていなかったしね。
でも、それはそうとして、直木賞に関しても芥川賞同様いつも感じていたことがあった。
「本当にこれ、良い小説なの?」「そうは思えないんだけど・・・」
「この人なら、前に候補作になった作品のほうが面白いんだけど」
いやはや、こんなふうに思うのはわたしだけ??
そこで今回は真面目に「選評」を読んでみた。うーん、なるほどねぇ。
納得できる意見も多かった。
特に林真理子さんの「小説家がサークル化している」という説には、おおっと唸った。
でも、やっぱりヘンなことを言ってる先生もいらっしゃる・・・かな?
直木賞のレベルに達していない」とのお言葉ですが、おいおいあなたの小説は?と
ついついツッコミを入れたくなってしまいましたわ。ほほほ。


では、今日はこのへんで〜。