ヒートアップ?!な「のだめ現象」

のだめカンタービレ(16) (KC KISS)

のだめカンタービレ(16) (KC KISS)


それにしても、このところすごい勢いの「のだめ」。
ドラマもいいけど、やっぱり一番面白いのは原作だってば(当たり前か)。
どんどん音楽的要素が深くなり、大笑いする場面は少なくなったけれど
作品世界の力強さは相変わらず。
実は「のだめ」って、キャラの顔立ちに始まり、
コマ割りやトーンの調子なども最近の漫画にしてはかなり地味なんだけど
読み進めるうちに圧倒的な迫力をひしひしと感じるようになる。
それだけ内容が充実してるのだ。
オーケストラのリハの場面が延々と続くこの巻、
昔々の小学生時代、学校の合奏団でそれはそれは懸命に
コントラバスの練習をしていたことを
何となく思い出して郷愁にふけってしまった。
今後、巻末いよいよ登場の千秋雅之氏の活躍やいかに?!
ところでこれは余談だが、「のだめ」の笑いって関西ノリじゃないな、
天然ボケ満載の「寅さん」系、うーん浅草か、などと
ジャマくさくも分析してしまうこの頃なのだった(←余計なお世話)。


では、今日はこのへんで〜。