赤ちゃんはつよい。育児が大変な親は、よわい。

赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識 (新潮文庫)

赤ちゃん学を知っていますか?―ここまできた新常識 (新潮文庫)


と、今回は子どもがらみで(?)「赤ちゃん」の本を読んだ。
我が家の子どもたちは既にその時期を過ぎてしまったが、
過去の反省も含め、最近の研究を知るつもりだった。
思いのほか科学的見地からのアプローチが多く、興味をそそられる。
ただ、育児という面からみて、なんとなくイヤな気分になる箇所もあった。
赤ちゃんには母乳が一番、無理やり卒乳なんて。それはそうだろう。
乳児にビデオをみせる効果はない、テレビなんてもってのほか。
早期からの英語教育は脳に混乱を生じさせるだけ。
うーん、みんな正論。
だけど、どこか現実的でないのだ。
そのうえ、出産するまで何も知識がなかった親がいろいろ勉強して
やっと身につけたあれこれを今さら「やっぱりそれはダメ」と
拒否しているようだ。
子どもはどんどん大きくなる、後戻りはできないのになぁ。
母乳だけで育てることが、どんなにきついか。
兄弟がいたら、テレビだって一緒に見るでしょ。それともテレビ撤廃?
えいごのうたくらい、歌っていいでしょう?
子育ては理想だけじゃつとまらない。
少子化を止めたいのなら、せめて柔軟になろうよと言いたくなってしまった
ダメ母のわたしでありました。


それでは、今日はこれにて♪