少子化ブルース

出生率1・25、最低更新 人口動態統計

 1人の女性が生涯に産む子供数の推定値である合計特殊出生率が、5年連続で過去最低を更新し2005年は1・25となったことが1日、厚生労働省の人口動態統計(概数)で分かった。
 昨年生まれた赤ちゃんの数(出生数)は約106万3000人で過去最少。出生数から死亡数を引いた「自然増加数」は、統計を取り始めた1899(明治32)年以来、初の減少となるマイナス2万1000人(データのない1944−46年を除く)。厚労省が昨年12月に発表した推計を裏付け、05年が「人口減少元年」となった。
 出生率の減少幅が0・04と大きく、政府の対策にもかかわらず少子化に歯止めがかかっていないことが示された。社会保障制度や労働力確保に影響が出るのは必至
共同通信) - 6月1日21時7分更新


本当にもう、あらまあ・・・とため息をつくばかりの少子化問題
でも、実はわたしの周囲では、「子ども3人家庭」は
そんなにめずらしくない。
地方在住、さらに子どもが通っているのは公立幼稚園なので、
母親は専業主婦であるとか、同居しているか或いは近くに
子どもの世話を頼める祖父母や姉妹がいるなどのケースが
多いせいだろうか。
ま、それはそれとして。
いろいろな考え方があるので、何が正しくて何が間違いとは
到底断言できるものではないけれども
それにしても、行政の取り組みは生ぬるいなぁ。
本気で「社会保障制度や労働力確保」の問題を懸念するのなら
もっともっと、思い切った改革が必要ではないか。
たとえば、夫婦とも企業就業者であるケースならば
育児休業期間終了後の数年間は性別問わず(ここがポイント!)、
一日の労働時間を4時間ぐらいに短縮する。
それも義務化して、違反企業には罰則も設ける(さらにポイント!)。
しかし賃金は2割カットぐらいに押さえる(ポイント極めつけ!)。
実際にそうなったら、さぞや会社は困るだろうし
仕事の現場も大変だろう。
こんなこと、現実的提案ではないのかもしれないが、
少子化を本気で食い止めたいと考えるならば
このくらい大胆な施策をとる覚悟が必要ではないか。
個人的には「一日のうち、子どもと接するのは朝と夜だけ」って
親子とも寂しいことかな、と思っているので、ね。


かゆみと戦いつつ、少子化問題をほんの少し考えてしまった。
では、今日はこれにて♪