「歌の力」を感じるとき
- アーティスト: ザ・ブルーハーツ
- 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
- 発売日: 1995/12/27
- メディア: CD
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最近、相方がクルマの中で好んで聴いている、ザ・ブルーハーツの
最初で最後といわれるライブアルバムである。
「おれはわかりやすくて単純なのが好き」というのが彼の口癖だが
なるほど、彼らのナンバーは歌詞も曲調も実にストレートだ。
歌唱にしたって、言葉をたいへん明快に発声する
(正直、上手いとは言いがたいが)。
決してきれいな、流暢な、凝った歌ではない。
けれども、このひとたちの音楽にはまぎれもない「力」があるのだ。
いつも助手席に座る娘(彼女のジュニアシートが置いてあるので)は
このアルバムのうち、特に
「1000のバイオリン」と「TRAIN-TRAIN」がお気に入りなので
この2曲は何度も勝手にリピートする。
ハハとしては「わが子ながらいい選曲をする」と褒めてやりたいが
たぶん、相方もそう思っているだろう。
既に自分たちは「すれっからしの大人」になってしまったから
彼らの歌に心底共感できることはない。
それでも、いつしか歌の世界にぐいぐいと引き付けられることに
少し戸惑ってしまうし、照れくさくもある。
本当に、ブルーハーツの歌には力がある!
「コンサートに行こうとは思わないけどね、恥ずかしいから」とは
不惑を迎えた相方の弁である。
わたしは、行けるものなら行きたいけどね〜。へへっ。
それでは、今日はこのへんで♪