朝日新聞連載小説「ひとがた流し」終了


3月23日夕刊掲載分にて、北村薫氏の連載小説が結末を迎えた。
ほぼ毎日欠かさず目を通し、特に物語が佳境にいたってからは
熟読することもしばしば。
おーなり由子さんの挿画もぴったりだった。
ひとがた流し」は7月に単行本として発売されるそうなので、
詳しい感想はそれを待ってからにしようと思う。
(文庫派をゆくわたしだけれど、これはぜひ単行本で再読したい!)
今はただ、いい小説を読んだ後のよろこびと一抹の寂しさに
身をたゆたわせている。
「死」が重要なテーマとなっている小説だが
泣くだけが悲しみの受けとめ方ではないということを
最後に語ってくれた北村薫さんに感謝したい。


それでは、桜の開花を楽しみにお開き♪