みたぞ〜、「THE 有頂天ホテル」だ!

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先日、半年振りに映画館へ出かけた。しかも一人で。幸せ〜♪
とにかく笑えるのがいいな、と迷わず選んだのは三谷幸喜監督最新作の
THE 有頂天ホテル」。
大盛況ときき早めに映画館へ入ってよかった。
平日だというのにほぼ満席。
レディースディだったので、客層は9割がた女性で占められていた。
大学生から年配の方まで幅広く、中でもいちばん元気だったのは
やっぱり「おばさまたち」でございました〜。
さて、内容はというと。
これまたやっぱり面白かった!
晦日の最後の2時間、とんでもなく慌しい高級ホテルに集う面々の
ドタバタぶりが実に楽しい。
緻密に練り上げられた脚本には数え切れないほどの伏線が張ってあり
気がついたところだけでも充分笑えた。
まさに「三谷ブランド」の上質コメディだと思う。
群像劇、とはいっても各回に登場人物一人ずつ描くテレビドラマとは違い
すべてのエピソードが猛スピードで駆け抜けていくので
観客としては疲れるというか、やや散漫な印象も受けたけれど
まぁ、それはそれ。そういう感じを楽しむほうがいいかな。
ふと思い出したことだが、三谷監督はご自分のエッセイの中で
「自分の理想の喜劇は、観ているときはとにかく面白くていっぱい笑えて、
だけど終わって劇場を出たら内容は忘れてしまって、
ただ面白かったことだけを覚えているような作品」というふうに
記されていた。
うんうん、この映画はそのお言葉にぴったりだと納得しきりである。
正直、細かな部分なんてよく覚えていない(←失礼&ばかなヤツ)。
だけど、とても面白かったし、よく笑ったのだ。
そうねぇ、キャスト(これまたオールスター!)の感想を書くとしたら、

いや、もっともっと出演者いるんだけどね。恐ろしい映画だ。
何はともあれ、三谷幸喜さま、わたしに楽しい休日を
ありがとうございました〜。

では、今日はこれにて閉店♪