花を手向けて、お線香を点して

グレープ、と聞いて
その正体がわかるのは確実に30代後半以上の方かと(笑)
いやはや懐かしいアルバム。
リアルタイムより数年遅れだったけど、
わたしには一心不乱にこの2枚組LPを聴きまくっていた時期があった。
今思うとヘンな子供だったなぁ。
・・・おっと話がそれちゃった。
大人になった今でも、わたしはお盆といえば「精霊流し」を、
お墓参りとなれば「僕にまかせてください」を思い出す。
きっと昔も今も、好きな歌なんだ。
フォークのスタンダードで近年小説にまでなった「精霊流し」に対して
「僕に〜」のほうはグレープ、あるいはさだまさしの楽曲として
たぶんシングルカットされていないはず。
でも、実にしみじみと泣かせる名曲なんだよなー。
世間にあまり知られていないのが残念なほど。
(もっとも、時季としては春のお彼岸を題材にしているんだけどね)
「三年坂」にはこの2曲ともがしっかり収められていて、
つくづく「三つ子の魂百まで」ってこういうことなのかと
苦笑いしてしまう。
もちろん、時代を経てもすばらしいライブ盤だと思っている。
うーん、CD買い直しちゃおうかな・・・。
そういえば、このタイトルで「二年坂、三年坂」という
京都の地名を覚えたんだっけ。
あのころ、ワタシも若かった。


では本日もこれにて閉店〜♪