真夏の夜にこんな夢を見たい

「埋もれ木」小栗康平監督作品
 http://www.umoregi.info/ 


昨日、何と4年半ぶりに一人で映画を見に行った。
一人目の出産後、映画館からずーっと足が遠のいていたので
すごく嬉しかった♪
そこで観たのは、賛否両論渦巻く問題作だった(大げさだってば)。
これはいかにも単館上映です、という趣の映画。
それでも、地元でロケが行われたいきさつから近場で観られるとあって
久々の小栗作品を堪能した。
とにかく、ファンタジー。夢のようなひとときだった。
夢、というのは本当に寝ているときにみる夢のこと。
ストーリーや作者の主張などは、正直なところよくわからない。
だけど、映像はとても美しく、豊かだった。
物語の進みがゆっくりなぶん、いろいろと想像しながら映像を追えるのは
ちょっと快感でもあった。
音楽も幻想的で素晴らしかったし、観てよかったなと思えた。
ただ、まず万人受けしない映画。
肌に合わないって方はとても多いと思う。
(実際、相方はまるでダメと言っていた)
そこらへんはどっちがどう、というのではなく
映画に求めるものが違うだけ、好みの問題ではないかなぁ。
何はともあれ、映画でしか描けないんじゃないかと思わせる世界だった。


では、本日は閉店いたしまする〜♪